


架洲は、15km四方におさまるコンパクトな範囲におさまる、実在する日本各地の風景を参照して作られたバーチャルな島。大都市や地方都市の喧騒から、静かに佇む漁村やのどかな農村、山間の温泉街や海沿いの観光地まで、実際の日本がもつ幅広い表情がひとつに凝縮されている。島内を巡れば、ビルの林立する大都会の喧騒から、幼い頃に住んでいた街の商店街、あるいはかつて旅先で目にした山並みや湖など、「どこかで見たことのある景色」とふと出会えるかもしれない。



架洲の全域は縮尺1:10,000という精度で設計され、10メートル間隔の等高線によって地形の起伏まで忠実に再現している。また、現代だけでなく近世・近代に想定を遡った地図制作により、土地利用の変遷を時代ごとに積み重ねることで、建築や道路網、土地利用の変化など都市の重層性を表現した。一つひとつの街や集落に固有の物語が存在し、それらが島全体の地勢や交通網を介して連関することで、「どこを切り取っても時間が流れている」感覚を得られる舞台となっている。さらに、日本の実在都市に基づいた建物レベルの考証や、地域経済や観光動線を含めた都市構造の設計によって、島全体にリアリティと説得力を持たせている。
島の全域はUnreal Engineでリアルタイム処理を可能としながらも地図通り忠実に再現
エリア紹介
Area introduction

潮浜

「潮浜(しおはま)」は、大渡市の湾岸部に位置する再開発地区。かつては線路と倉庫、工場が立地する港湾エリアだったが、1980年ごろから移転や縮小に伴い、都心に近く広い土地が確保できるこの地を新たな都心として再開発されることになり、オフィスやレクリエーション施設、住宅施設などからなる大規模な複合市街地が構想され、現在も開発が続いている。エリア内には明治期に開港した当時の遺構が公園内に保存された「みなと公園」もあり、市民の憩いと歴史が交差する象徴的な場所でもある。
穂見寺

「穂見寺(ほみでら)」は、古い寺院の門前町として発展した歴史を持つ地域である。各地へ伸びる街道が交差する地点でもあることから、江戸時代には宿場町として栄え、交通と物流の要衝を担っていた。古くは酒造業や養蚕業、戦後は自動車や半導体産業などが発達。現在ではモータリゼーションにより、郊外への人口流出が進み、旧市街地は空洞化の課題を抱えると同時に、高齢化率の上昇などといった課題もある。
未来を描く架洲
precedent case
架洲はこれから、さまざまな領域へと広がりながら、
社会に眠る“未来の構想”をビジュアライズするための舞台として活用されていきます。
この島には、超高密度な都市部から、自然に寄り添う限界集落まで、
15km四方圏内に多様な環境が凝縮されています。
そのため、一つの技術やサービスが都市ではどう見え、地方ではどう機能するのかを、
同じ世界観の中で連続的に描き出すことができます。
例えば、まだ一般化していない先端技術が普及した未来都市を表現したり、
地域ごとの未来像を丁寧に再構成したり、
リリース予定のプロダクトを先行実装し可視化したり。
VR体験からビジョンムービーまで、多様なかたちでアウトプットが可能です。
「架洲という世界で未来を試してみたい」
そんな想いがあれば、どうぞ気軽にお問い合わせください。

Case01:
架洲を活用し、高校生が市内再開発計画へアイデアを発表
詳細近日リリース